お金のこと

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【投資信託】【NISA】ファンド選びのポイント

 

○はじめに

投資信託ってたくさん商品があります。

ネット証券は2000ファンド以上あるところも多いです。

各金融機関違う商品がラインナップとしてあっても、名前が違うだけで中身は似通ったものが多いんです。

 

どう選べばいいのかわからないという方にファンド選びのポイントをご説明していきます。

 

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自分の投資方針を決める

たくさんの投資信託の商品の中には、リスクの低いものから高いものまでたくさんあります。

 

リスクというのは投資用語で金額の振れ幅のことを言います!

下がることがリスクというイメージがありますが、上がることもリスクだし、下がることもリスクです。

残念ながらローリスクハイリターンの商品は存在しません。

リスクが高いものはその分リターンも大きくなります。

自分がどこまでリスクを取れるか?どこまで利益を増やしたいか?というところをまずは決めていきましょう。

私のブログの「投資信託の押さえておきたい基本」でもお話しましたが、投資信託は基本的には、株式、債券、リートなどを組み合わせて専門家が運用します。

 

 

収益を重視して運用したい人

→サテライト型ファンド

株式の投資信託(米国、先進国、新興国)OR リート(不動産投資信託

 

多少のリスクを取ってでも、せっかくやるなら増やしたいと思っている方が多いと思います。

収益をしっかり取っていきたい方は株式のみ、リートのみの商品を選んでみましょう!

 

債券は安全資産と言われていてるもので、特にここ最近は日本も外国も債券はほとんど貯金と同じような収益しか得られません。投資で増やしたい人にとっては不要な資産だと思います。

 

例えば、株式単体の商品でいうと

楽天証券投資信託ランキングで1位の商品がこのeMAXISSlim米国株式です。

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 投資信託 | 楽天証券

 

月次レポートというところからどのような商品か分かるようになっているのですが、こんな商品です。

 

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株式が100%、アメリカの株式が505銘柄入っていて、上位の組み入れ株も有名な会社しかないです。

 

これを選んでおけば間違いはなさそうですね!

この商品しかないだけではなくて、名前が違うだけでこれと同じような商品もたくさんあるのでどのような資産で構成されているのかというところで選んでください!

 

投資は分散投資が基本になるので、米国に限らず、そのほかの先進国や新興国の株式やリートにも資産を分散させる方法がおすすめです!

 

リスクを抑えてバランス重視の運用をしたい人

→バランス型ファンド

株式、債券、リートなどが組み合わせてある商品

 

リターンはサテライト型よりは落ちますが、リスクは抑えられます。

またまた例に楽天証券の商品を見てみましょう。

 

ファンド詳細|金融商品|楽天銀行

 

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こちらは国内外の株式と債券が4等分で運用されています。

 

債券が入っている分値動きが抑えられますし、日本の商品が半分なので、為替の影響も抑えられます。

 

こちらもほかの金融機関の商品でもよく見るパターンの資産構成比率なので、楽天証券に限らず同じようなものが購入できると思います。

 

リスクは低いほうがいい?

 

私が実際に投資商品を販売していたときによくセミナーや研修で言われて印象に残っているのは、「リスクが低いというのは聞こえはいいけど、リスクの低いもの=増えない、増えない=○○ショックなどで下がったときにヤバい」ということです。

 

バランス型のものも、リーマンショックやコロナショックの時のような事態にはどうしても下がってしまいます。そして下がった後からの回復にすごく時間がかかってしまうんです。

 

実際にコロナショックの際に金融機関で働いていて、下がった資産がすぐに回復したお客様はサテライト型の方々でした。

 

リスクが低ければ安心!ということではないんです。